ホーム 長信田太鼓紹介 レポート&活動履歴 出演依頼 お問合せ先
 
3月19日 演劇公演「親父の音魂」


3年ぶりの再演となった「親父の音魂」。
昨年11月に逝去された工藤慶悦先生の追悼の思いを込めて、再演に踏み切りました。
工藤先生が生前いつも言ってくれていたこと。
「この長信田に来る子たちは何も問題もない。受け入れる社会がゆがんでいるだけだ。ゆがんだ社会を調子よく生き抜くすべを学ばないからここに集まった子どもたちだ。そのまっすぐな心を持った君たちが思いっきり表現することで何かが変わるだろう。私が君たちに変えられたように。」
だから、私たちは一生懸命に自分をぶつけていくと決めたのです。
この作品は、長信田太鼓を舞台に、長信田太鼓メンバーたちの等身大の姿を切り取ってつくられたものです。
フィクションとはいえ、セリフの一つ一つが自分たちの経験と重なります。
私たちにしか演じられない作品です。
切れかけた親子の絆を太鼓に向き合う時間がつないでいく…本当に素晴らしい作品です。
演じた私たちも完全燃焼。満員のお客様も皆さん涙・涙、感動のフィナーレでした。
工藤先生からいただいた大切なもの。しっかりと受け止めて、これからも前へ進んでいきます。


  カーテンコール。感動の親子の抱擁!

  練習中の一コマ。「やめよっかなー」という主人公・隆二をみんなで引き留めています。

  メンバー間のぶつかり合い。壮絶な過去を語る聡志、仲間が真剣に受け止めています。


  太鼓の演奏会場面。真剣な太鼓が演劇全体を引き締め、感動を倍増させます!

  余命2か月の親父さん。仲間がみんなで励まします。


  袴田美紅さん作のポスター。
 
Copyright(C) 2012 長信田太鼓 all rights reserved. ts reserved.