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10月13日(土)石井漠没後50年記念フォーラム 10月14日(日)石井漠が結ぶ秋田と台湾 バレエとのコラボレーション公演 三種町教育委員会主催の「石井漠」の記念フォーラムに、 三種町の太鼓グループということで、出演させていただきました。 これまで、旧山本町に「石井漠」という現代舞踊のすごい人がいた、 ということだけは知っていて、夏の「音魂inみたね」ダンスコンテストでも、 ちゃっかり「おどるばか」をテーマに使わせていただいていました。 でも、実は、どんなにすごい人かは全く知らなかったんですよね。 今回、没後50年という記念の年に、このようなご縁を頂いて、 能代の棚橋鮎子先生に送っていただいた本を読んだりして、 はじめて、その詳しい生きざまを知ることができました。 石井漠という人は、一種の天才なのだと思いました。 決して、エリートのような華々しい道を歩んだ人ではありませんでしたが、 たくさんの失敗や回り道をして、その中で、生まれながらのセンスや感性が、 ものすごく磨かれ、鍛えられていった人なのかなあと思いました。 また、現代とはまた感覚も違うのかもしれませんが、お金もなく、言葉も不安な海外へ飛び込み、しかも、文化的な海外へ乗り込んで行って、 堂々と表現して、成功をおさめてくる。その勇気、行動力、信念が、すごいと思います。 長信田のみんなも、コミュニケーションが閉ざされた時期があって、その期間だからこそ、自分の内面を豊かにはぐくんできたと思うんですね。 そして、石井漠もまた、吃音に苦しみ、自分をうまく表現できないもどかしさを持っていた人なのだと思います。 その内に秘めた、爆発的なエネルギーが、人の心を激しく揺さぶる芸術へと昇華したのだろうと思います。 長信田太鼓も、(ちょっぴりだけど)そんな魅力を放っているんじゃないかな。 フォーラムでは、台湾の人間国宝、李先生の圧倒的で超楽しいトーク、その中に流れる師匠への変わらぬ感謝と心の絆に、 ほろりと胸があったかくなりました。 さて、翌14日(日)は、なんと、能代文化会館の大ホールで初めて演奏する機会を頂きました! 1000人を超えるお客様に足が震えましたー!! しかも、バレエとのコラボに初挑戦! バレエの皆さんと一緒に練習できる日は限られていて、しかも広いステージで、互いの音が聞こえにくく、リハーサルでは大きくずれてしまって、 不安でした・・・。 でも、本番は適度の緊張の中、最高に楽しく演奏することができました。 バレエの皆さんは、中学生からが中心だったと思うのですが、本当に上手でしたねー。 太鼓が表現するマグマのような「命の響き」を、真っ赤な衣装で激しく表現していました。 体全体で思いっきり表現するバレエの魅力に、演奏している私たちもめちゃくちゃ感動し、燃えました! 本当に素晴らしい経験をさせていただいた2日間でした。 棚橋先生をはじめ、関係の皆様、本当にありがとうございました! |
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